

冬の養生 2020
今週の東京は季節外れの暖かさと強風 で、まるで台風一過のようでした。 自律神経が不調をきたしたり、体調に こたえた方も、おられたのではないで しょうか。 立冬を過ぎ季節は冬に入っています。 暖かくとも、しっかりと季節に則した 体調管理をしていきましょう。 東洋医学では、冬の養生は、「腎」に 蓄えられているエネルギーを損なわな いように気をつけること、となってい ます。 腎臓といえば、現代医学では「血液を ろ過して、尿を生成している臓器」と いうイメージだと思います。 しかし東洋医学での「腎」は、そうい った泌尿器系の働きのほかに、身体の 成長発育、生殖、老化、深い呼吸、骨 ・脳・耳・髪・腰の健康などにも関与 するとされています。 冬は「腎」に負担がかかる季節で、む やみにエネルギーを消耗させてしまう と、老化が進んだり、子どもを授かり づらくなったり、冷え症や頻尿、腰痛 などを発症しやすくなる可能性があり ます。 しっかりと「腎」を養って、冬を健や かに過ごすばかりでなく、一年の健康 の土台を作っておきましょう。 具体的な方策としては、以下のよう