

よいお年を
当院は12/31(木)から1/3(日)まで お休みさせていただきます。 今年ご来院くださった方々、お世話に なった方々に厚く御礼申し上げます。 ありがとうございました。 未だ続くコロナ禍のなか、異様な一年 が終わろうとしています。 鍼灸マッサージ業という、どうしても ソーシャルディスタンスをとることが できない業種にあって、感染症対策を 精一杯頑張った一年でした。 また、健康の意味や、今年数多く噴出 した社会問題についても、例年になく よく考えたように思います。 身体の細胞は、毎日すこしずつ生まれ 変わっています。 いま体調が思わしくないならば、その 原因は半年前の過労であったり、長年 続けた良くない食生活であったりする かもしれません。 逆にこれまで不健康な生活習慣を送っ ていた方であっても、今日から養生を 始めたなら、一年後には元気あふれる 身体を手にしているかもしれません。 健康も社会問題も、一日にしてどうに かなるものではありませんから、考え 自ら実践し続けようと思います。 来年どのような世界になるのか正確に 予測できる人は、おそらくどこ


元気が出ないとき
21日は冬至でした。 東洋医学では「陰の極み」といわれ、 一年で最も環境中の陰の気が強い時期 であると考えられています。 人体も、環境中に満ちている気に必ず 影響を受けます。 寒いし、日が暮れるのも早い…となる と、やらなくてはならないことに手を つける意欲が湧かなかったり、行動す るのが億劫になったりしますが、それ はある意味自然なことなのです。 冬至をさかいに、陰が減退し陽が増進 していく期間に入ります。 とくに原因が見当たらない、軽い消極 性や気持ちの落ち込みならば、徐々に 自然に回復していくと思いますので、 今のところはあまり忙しく予定を入れ ずに、暖かくしてゆっくり過ごすよう に心がけてみてください。 あまりにも元気がでなかったり、鬱々 とするようでしたら、まずは生活習慣 をチェックしてみましょう。 ・睡眠不足 ・運動不足 ・日光にほとんど当たらない ・コンビニ食が多い ・インスタント食品や冷凍食品が多い ・飲酒が多い ・喫煙が多い ・過労気味である ・ストレスが強い など これらのことが、たくさん当てはまる ようであれば、体調やメン


感覚をとりもどす
12月に入り、朝晩や曇りの日は寒さ を感じることが増えてきました。 木々の紅葉も進み、年の瀬に向かって いるのを感じます。 引き続き社会はコロナに翻弄され続け ていますね。 今年は忘年会や帰省を控えるという方 もおられるのではないでしょうか。 冬の養生に関する記事でも書きました が、東洋医学では本来、冬は静かに過 ごすのが良いとされています。 冬に養ったエネルギーが、春になって から元気よく活動を始める糧になると 考えられているのです。 しかし通常の日本の年末年始は、会社 の業務が立て込んで過労気味になった り、会食で胃腸を傷めたり、大掃除で 関節を痛めたり、帰省で気疲れしたり などということが往々にして起こり、 休むどころではないという場合も多い ものです。 その結果、春に自律神経が不調をきた したり、メンタルが不安定になったり する方が多く見受けられます。 感染者数が高止まりし医療が逼迫して いる今年の冬は、もしかすると本来の 養生を実践する機会なのかもしれませ ん。 春には日本でもコロナワクチン接種が 始まるのではないかと見込まれている の