フレイル予防プロジェクト
- kspbd0067
- 4月29日
- 読了時間: 2分
八重桜が散り、バラやツツジが満開に
近づいてきました。
昼間は暑いくらいでも夜には冷え込む
ことも多く、衣服や寝具の選択が難し
い季節ですね。
カゼをひかないように気をつけつつ、
体を暑さに慣らしていかなくてはなら
ない時期でもあります。
発汗は体温を下げるために重要な機能
ですが、寒い季節には、多くの汗腺が
休眠した状態になっているそうです。
本格的に暑くなる前に、運動や入浴、
お出かけなどをして、すこしずつ汗を
かく訓練をしておくと、真夏に熱中症
になりづらくなります。
個人差はありますが、体が暑さに慣れ
るまでには、10日から2週間程度か
かるといわれます。
ミネラル分がすくないサラサラとした
汗が出るようになるまで、熱中症に気
をつけつつ、また疲れすぎない程度に
暑さを感じてみてください。
さて、「区報ぶんきょう」に「文の京
フレイル予防プロジェクト」の記事が
掲載されていました。
ご覧になった方もいらっしゃるでしょ
うか。
フレイルとは、要介護状態の前段階の
ことで、加齢にともない心身の活力が
低下してくることを指します。
これは、体が虚弱になることだけでは
なく、認知機能の低下や、人との交流
が面倒になる、なども含まれます。
フレイルを予防する対策として、
・栄養をバランス良く摂取する
・適度な運動を習慣化する
・社会参加や人との交流を続ける
などが推奨されています。
兆候を早期に発見して、なるべく元気
になうちから対策を始めることが大切
です。
子育てや仕事がひと段落ついたらもう
考え始めていいのかもしれません。
スマートホンの普及や、コロナ禍のス
テイホームなどもあったせいか、近年
は若い人でも筋肉量が少ない方が増え
ていますし、昨今の物価高で食事の量
や質を落としている方もいらっしゃる
のではないかと思います。
元気なうちほど、健康のために時間や
お金を使うことは億劫かもしれません
が、要介護者があふれる未来を回避す
るためには、今からやらなくてはなら
ないことがあるようです。
「文京区フレイル予防プロジェクト」
のウェブサイトから、フレイルの兆候
をチェックする測定会に申し込むこと
もできます。
活力のある老後を手に入れるために、
自治体の取り組みもご活用ください。

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