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梅雨どきの養生

  • kspbd0067
  • 5月31日
  • 読了時間: 2分

くもりや雨の日が増えて、アジサイも

色づいてきました。

もうすぐ梅雨入りですね。


薄暗い空やムシムシする空気が苦手な

方には憂鬱な季節かもしれません。

雨の季節に備えて早めに養生を始めて

みてください。


梅雨どきの養生には、

① 胃腸の調子を整える

② 発汗できる体をつくっておく

③ なるべく日光を浴びる

などがありますよ。


東洋医学では、湿気が人体に及ぼす害

を湿邪といいます。

湿邪の典型的な症状には、

・体の重だるさ

・脚のむくみ

・関節の痛み

・頭が重く感じる

・めまい

・肌荒れ

・下痢

・体臭や排泄物の臭いが強くなる

・精神的に憂鬱になる

などがあります。


これらの症状が雨の日に悪化するよう

でしたら、湿邪を受けている可能性が

あります。


『諸々の湿、腫、満は皆脾に属す』と

古来よりいわれ、胃腸に余分な水分が

停滞すると湿邪が形成されやすいとさ

れています。

雨の日に体調が悪くなってしまう方は

できるだけ胃腸の調子を整えてみると

症状を抑えられるかもしれません。


・腹八分目

・温かいものを食べる

・脂っこいものを控える

・濃い味つけのものを控える

・飲酒を控える

などはお薦めです。

体調が悪いときはぜひやってみてくだ

さい。


体の水はけを良くして湿気の害に効果

的な食材には、

・枝豆やそら豆などの豆類

・ワカメやコンブなどの海藻類

・キュウリやカボチャなどの瓜類

・ハトムギ

・トウモロコシ

などがあります。

バランスの良い食事に、少量プラスす

ると薬膳になりますよ。


軽い運動や入浴をして、しっかり汗を

かける体をつくっておくと、熱中症を

予防する対策になるだけでなく、湿邪

を追い出すための養生にもなります。


雨の日に体が重だるくなったら、軽く

湯船で温まって汗を出すと、すっきり

する可能性があります。


曇天で日照が少ないときに気分が落ち

込んでしまう方は、幸福ホルモンとも

呼ばれている脳内物質・セロトニンの

生成がうまくいっていないのかもしれ

ません。


雨の日でも昼間の屋外は、電気をつけ

た室内よりも照度がかなり高いです。

朝カーテンを開けて、できるだけ日光

を入れるようにすると、それがセロト

ニン分泌のきっかけになりますので、

ぜひお試しください。


雨の季節を無事に過ごして、夏の健康

につなげていきましょう。

星空散歩治療院 梅雨どきの養生



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