秋の養生

このところ、朝晩だいぶ涼しく感じる

ようになりました。

真夏と同じような寝方をして朝に喉が

いがらっぽく感じたり、鼻水が出たり

してはいないでしょうか。


立秋から3週間たって、ようやく実際

の季節も暦に追いついてきました。

生活習慣をすこしずつ秋仕様に変えて

夏の疲れを癒し、乾燥する季節に備え

ましょう。


夏にたくさん汗をかいた人ほど、身体

は乾燥しているものです。

例年秋から冬にかけて、空咳、カゼを

引きやすい、皮膚が乾燥しやすいなど

の症状が出やすい方は、この時期から

乾燥対策を始めます。


のど飴を常備する、部屋を加湿する、

化粧水や保湿クリームを高保湿のもの

に替えるなどの毎年のケアに加えて、

身体を潤わせる秋の食材を取り入れる

のはいかがでしょうか。


梨、ぶどう、柿、ぎんなん、松の実、

蓮根、白ごまなどは、薬膳の考え方で

は身体を潤す作用を持っています。


また秋の乾燥対策といえば、白い色の

食材が良いといわれます。

牛乳、豆乳、豆腐、白きくらげ、かぶ

、大根、杏仁などはお薦めですよ。


逆に、苦味が強い食材や、スパイスを

たくさん使った料理を頻繁に食べるの

は、乾燥が気になる方は控えたほうが

無難です。


また、潤わす食材は身体の熱を冷ます

作用を持つことが多いので、お腹が冷

えやすい方は、食材を常温に戻したり

加熱してお召し上がりください。


夏の疲れがどっと出て、倦怠感や食欲

不振、涼しい場所でも汗が多い、など

の症状が出ている方は、まずは食事を

腹八分目にして、よく噛んでゆっくり

召し上がるようにしてみてください。


山芋、里芋、さつまいも、かぼちゃな

どのホクホクした食材や、きのこ類な

どは「気」を補うためお薦めです。


昼間暑く感じる日もまだまだあるので

しょうが、もう冷たい飲食物は止めて

おきましょう。


気温にあわせて冷房を止めたり、夜間

は窓を閉めたり、厚手の寝具や秋用の

寝間着を用意して、身体を冷やさない

ようにお気をつけください。


なぜ秋に乾燥対策をするかというと、

東洋医学において秋によく働く「肺」

は乾燥が苦手だからです。


東洋医学的な肺は、鼻腔や気道などを

含む呼吸器系の全般と、皮膚や汗など

も含む概念です。


コロナウイルス感染症も終息が見えま

せんから、これからの季節、肺を健康

に保ってせめてカゼを引かないように

していきましょう。



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