月経前症候群(PMS)②

前回の記事で、月経前に分泌が増加する

黄体ホルモンが、妊娠初期に似た身体の

変化をもたらし、月経前の不快な症状に

つながっている可能性があることを書き

ました。

 

ホルモンの作用は大きく、理性では太刀

打ちできないかもしれません。

 

頭ではわかっていても、月経前はイライ

ラが抑えきれずに近しい人に当たってし

まったり、高カロリーのものを過食して

しまうという方も多いだろうと思います。

 

月経が始まって症状が落ち着いてから、

自己嫌悪に苦しむ方が多いのも、この

症候群のつらさの大きな部分です。

 

お仕事や生活に支障をきたすほどの症状

がある方は、いちど婦人科を受診された

ほうが良いかもしれません。

 

ピルや精神安定剤、漢方薬などが処方さ

れるだろうと思いますが、何よりも症状

に精通した医師につらさを打ち明けられ

るのは大きいと思います。

 

社会では月経前症候群に対して理解が

浸透しているとはいいがたく、女性同士

でも個人差が大きいため、わがままや

ヒステリーに誤解されることもあります。

 

患者さん自身にはどうすることもできな

いのですから、あまりご自分を責めすぎ

ないようになさってください。

 

お薬を服用するほどではない方は、養生

がお薦めです。

 

ストレスは月経前の症状を悪化させると

いわれています。

 

まめに気晴らしをする、時間に余裕を持

って行動する、完璧主義をやめる、自分

を少し甘やかす、良い香りや手触りのも

のを身近に置くなど、ストレスの回避、

こまめな解消をしていきましょう。

 

また、月経前は血糖値が下がるとイライ

ラしやすいといわれています。

可能であれば、お仕事中でも口に運べる

ものを用意しておいて、少量を定時的に

口に入れて血糖が下がりすぎないように

してみてください。

 

東洋医学的な養生は、症状により異なり

ます。

 

イライラや抑うつ、胸やお腹の張り、

頭痛などの場合は、柑橘類や香草類、

ジャスミンティーなどの香りの良い食品

や、レモン、お酢などの酸味がお薦めで

す。

 

不安感や不眠の場合は、ニンジンやホウ

レンソウ、ブロッコリー、赤身の肉など

の、血を補う食品を普段から摂るように

してみてください。

 

養生で改善しない方、あまりお薬を飲み

たくない方には鍼灸治療もお薦めです。

 

気を巡らすことで、精神的な不安定さや

張るような痛みを和らげます。

お気軽にご相談ください。

 

 

 

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