関節
マニピュレーション
について

関節マニピュレーションとは
関節を構成している骨と骨の間には狭い隙間があり、その空間は膜で覆われていて中を粘り気のある液体が満たしています。関節の動く方向や範囲は、関節ごとに違います。
怪我の後遺症や、筋肉のつき方にアンバランスさがあったりすると、関節がわずかにずれ、動く範囲が充分でなくなったり、痛みが出ることがあります。
そういった関節内部の、わずかなずれの状況に即してごく軽い操作を加えることで、関節の動きを良くし、痛みの解消を目指していきます。
また、関節の動きが良すぎるために痛みが出ている状態や、炎症がある状態、関節に水が溜まっている状態などのときは、この手技を行うことは出来ません。
リスクについて
関節の動きが大きすぎるときにこの手技を使うと、さらに関節がゆるくなってしまいます。そのため、関節の不安定さが原因で痛みが出ている方には、この手技を使うことは出来ません。
また、関節が赤く腫れて熱を持ちズキズキと痛むときは、炎症が起こっている可能性がありますので、まずは整形外科や整骨院を受診されることをお勧めいたします。
当院の関節マニピュレーション治療
・関節に痛みなどの症状があるとき、まず検査をさせていただきます。
関節マニピュレーションが適応となる状態であれば、手技を行ないます。
・ごく軽い力加減で関節に働きかけますので、ただ触っているだけのようにしか感じないかもしれません。むしろ、手技が痛く感じましたらすぐお声掛けください。
・関節マニピュレーションはマッサージやストレッチ治療と併用いたします。
・関節リウマチなどの全身性疾患のために関節が痛み、病院での診療に併用して当院での治療を希望される方には、はり・きゅう治療をお勧めいたします。