味が足りないのかも

だいぶ暑くなってきましたね。

東京はさほど雨が降らないうちに梅雨

明けとなってしまいました。


電気料金や電力不足も心配なところで

はありますが、まずは熱中症にならな

いよう、十分お気をつけください。


室温が28℃を超えたら冷房をつけた

ほうが良いといわれています。


汗をたくさんかくような状況では、こ

まめな水分補給のほかに、塩分などの

ミネラルも忘れずに摂取しましょう。


高齢者や子どもは自身の状態をうまく

認識できていない場合がありますので

周囲の人が気をつけて冷房や水分摂取

を勧めてあげる必要があります。


身体が暑さに慣れるまでには、10日

から2週間くらいかかるそうです。

汗腺が休眠状態にあるあいだは、発汗

により体温を下げる機能もうまく働か

ないため、熱中症になりやすいです。


気候が急変したときこそ、身体を労わ

りながら暮らしましょう。


さて、日々の食事のなかで、酸っぱい

ものや苦味のあるものを、召し上がる

機会はありますか。


薬膳で酸味のある食材とは、酢、梅、

レモン、トマトなどを指します。

苦味のある食材は、ゴーヤ、セロリ、

レタス、茶葉から入れた緑茶、青魚の

内臓などのことを指します。


東洋哲学の五行説との関係で、東洋医

学において味覚は、


酸:すっぱい

苦:にがい

甘:あまい

辛:からい

鹹(カン):しょっぱい


の5つと設定されています。

それぞれの味は、身体の中に入ったと

きに及ぼす作用が異なります。


酸味:筋肉を引き締め、汗や尿などが

   出過ぎるのを防ぐ

苦味:体内の余分な熱や水分を体外に

   排出する

甘味:滋養強壮、リラックス

辛味:滞っているものを発散させる

鹹味:固まりを柔らかくする


5つの味をバランスよく摂ることで、

5つの内臓(肝・心・脾・肺・腎)を

まんべんなく養うことができるのです

が、現代人の食事には酸味と苦味が足

りていないと、漢方薬剤師の方々から

指摘されています。


酸味は肝臓を養い、苦味は心臓を養う

とされますが、肝と心は東洋医学では

メンタルと結びつきが深い臓腑です。


昨今、心身のバランスを崩してしまう

方が増えているのはもちろん、過労や

ストレス過多などの状況要因が大きい

はずです。


ただし些細なことに対して過剰に反応

してしまうだとか、自身でも不思議に

思うほど耐性が低下しているように感

じられるときに、不足している栄養や

不足している味覚を補うことで、不調

に対処できるかもしれないわけです。


逆に甘いものを食べ過ぎてしまうとか

異常なほど辛いものを求めてしまうと

いうときも、何らかの病理が隠れてい

る可能性があります。


無意識に甘いものを欲するときは、疲

れているのかな…すこし休憩しよう。

辛いものを欲するときは、血の巡りが

悪いのかな…運動してみよう。

など、気づきにつなげられると有益だ

と思います。


5つの味をバランスよく摂るのは健康

にとって理想的です。

そのうえで体調に合わせて意図的に味

を加減したり、無意識に欲する味から

身体の状態を推測してみるのはいかが

でしょうか。


東洋医学ならではの観点を、健康維持

にお役立てください。

星空散歩治療院 味が足りないのかも





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