top of page

三寒四温

今年の冬は寒かったですね。

豪雪地帯の方々のご苦労も計り知れず

多くの人の身体に大きな負担となった

のではないでしょうか。


2月も終わりに近づき、ようやく気温

が上昇してくるようです。


待望の春ですが、気温や気圧の急激な

変化は自律神経を揺さぶります。

・不眠

・片頭痛

・めまい

・疲労感

・便秘や下痢

・冷えやのぼせ

・動悸

・多汗

・ギックリ腰になりやすい


などの症状がある方は、十分にご自愛

しながら寒暖差が大きい季節をお過ご

しください。


まずは夜更かしを避けてしっかり睡眠

をとりましょう。


入浴で一時的に上がった体温が緩やか

に冷めていく最中にふとんに入ると、

寝つきやすいといわれています。

疲れを感じるときは、就寝の2時間位

前までに入浴を済ませて質の良い眠り

を目指してみてください。


この時期は、肌寒い日もあれば汗ばむ

ような日もあるだろうと思います。

暑く感じる日でも冷たい飲食物はまだ

避けたほうが無難です。

胃腸を冷やすとうまく働かなくなり、

自律神経に余計な負担をかけてしまい

ます。


春は、菜の花やふきのとうなどの苦味

のある春野菜がお薦めです。

冬のあいだに溜め込んだ老廃物の排出

を助けてくれるといわれています。


春に心がソワソワして落ち着かなかっ

たり、イライラが強くなる傾向がある

方は、柑橘類や香草類など、清涼感の

ある香りを持つ食材がお薦めです。

レモンやグレープフルーツ、セロリや

春菊などを、食事に取り入れてみてく

ださい。


自律神経の安定に、軽い運動もお薦め

です。

冬のあいだに縮こまった関節をストレ

ッチしたり、軽く汗をかくくらいのラ

ンニングや筋トレにも良い季節です。


冬はあまり汗をかかないので、汗腺の

機能が休眠状態になっています。

発汗は体温を下げるのに不可欠な機能

で、上手に体温を調節するために必要

です。


ずっと快適な空調のなかにいると汗腺

を活性化させることができません。

本格的に暑くなる前に、たまには屋外

で過ごしたり、身体を動かしたりして

サラサラとしてベタつかない汗を出す

訓練をしておきましょう。


今年はお花見ができるといいですね。


コロナ禍の出口も見えず、戦争も始ま

ってしまいましたが、どうか不安感を

膨らませ過ぎずにお過ごしください。


不安になったときは、一時的に情報を

遮断しましょう。

春の陽に当たったり、温かい飲みもの

を飲んだり、深呼吸したりしながら、

頑張りすぎずに生活しましょう。

星空散歩治療院 三寒四温


特集記事
最新記事
アーカイブ
タグから検索
bottom of page