冬の養生 2020

今週の東京は季節外れの暖かさと強風

で、まるで台風一過のようでした。

自律神経が不調をきたしたり、体調に

こたえた方も、おられたのではないで

しょうか。


立冬を過ぎ季節は冬に入っています。

暖かくとも、しっかりと季節に則した

体調管理をしていきましょう。


東洋医学では、冬の養生は、「腎」に

蓄えられているエネルギーを損なわな

いように気をつけること、となってい

ます。


腎臓といえば、現代医学では「血液を

ろ過して、尿を生成している臓器」と

いうイメージだと思います。


しかし東洋医学での「腎」は、そうい

った泌尿器系の働きのほかに、身体の

成長発育、生殖、老化、深い呼吸、骨

・脳・耳・髪・腰の健康などにも関与

するとされています。


冬は「腎」に負担がかかる季節で、む

やみにエネルギーを消耗させてしまう

と、老化が進んだり、子どもを授かり

づらくなったり、冷え症や頻尿、腰痛

などを発症しやすくなる可能性があり

ます。


しっかりと「腎」を養って、冬を健や

かに過ごすばかりでなく、一年の健康

の土台を作っておきましょう。


具体的な方策としては、以下のような

ものがあります。


・早く寝て遅く起き、しっかり眠る

・過労を避ける

・汗をたくさんかくような激しい運動

 は控える

・腰や下腹部を冷やさないようにする

・冷たい飲食物や生ものを食べ過ぎな

 いようにする

・定期的に深呼吸をしてみる


年末年始はお忙しい方が多いと思いま

すが、本当は、冬は暖かくしておとな

しく過ごすのが、生きものとして理に

かなっていると考えられているわけで

す。


薬膳としては、身体を内側から温める

食材や、「腎」を補う黒い色の食材を

積極的に摂ることがお薦めです。


例)黒豆、黒ごま、黒きくらげ、

  ひじき、ホタテ、長芋、くるみ、

  かぶ、かぼちゃ、生姜、ねぎ、

  鶏肉、羊肉 など


黒豆やくるみなどは、おせち料理にも

よく入っていますね。

「腎」を補い、健康長寿を願う意味合

いがあるのでしょう。


近頃は、新型コロナウイルスの感染者

がまた増加してきましたね。

年末年始の宴会や帰省を控える方が、

多くなるのかもしれません。


ワクチンが実用化するまでは、基本的

な感染防止策を徹底するしかないよう

です。

皆さんもうお疲れかもしれませんが、

換気、手洗い、マスク、消毒、三密を

避けるなどの対策を、いま一度徹底し

ていきたいですね。


今年の冬はゆっくり過ごして、滋養の

あるものを食べ、健康な身体の土台と

なる「腎」を養ってみてはいかがでし

ょうか。


星空散歩治療院 冬の養生

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