鵞足炎
明後日・1/23(水)19:30からのNHK
『ガッテン!』で、はり治療が特集され
るそうです。
このところ(なぜか)東洋医学がメディ
アで取り上げられることが増えています。
もしお時間がありましたら、ぜひご覧に
なってみてください。
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膝の内側が痛むという方は多いものです。
心配に思って整形外科でレントゲンを
撮っても、軟骨のすり減りは軽度である
という診断を受けることがあります。
その場合の膝の痛みは、変形性膝関節症
ではなく、鵞足炎(がそくえん)かもし
れません。

ふとももの内側には薄筋・縫工筋・半腱
様筋という3本の筋肉があり、膝の内側
の同じ場所にくっついています。

その形状が、ガチョウの足のように見え
るので鵞足(がそく)といわれています。
鵞足の部分には、これらの筋肉の腱や、
膝を安定させるための靭帯、衝撃を吸収
するための滑液包(液体が入った袋)な
どがあります。
繰り返し膝を曲げ伸ばす負荷で、靭帯と
腱がこすれ、腱や滑液包に炎症が起こる
と、痛みや腫れがあらわれます。
とくに、X脚や足首が内股になっている
方は膝内側に負荷がかかりやすく、鵞足
炎が起こりやすいといわれています。
熱感や腫れがみられるときは、氷嚢など
で冷やし、湿布薬を貼るのも効果的です。
階段で痛むことが多いので、炎症がある
ときは無理をしないようにしてください。
熱感や腫れがなくなったら、少しずつ、
ふとももの後ろや内側の筋肉をストレッ
チしてみてください。
参照:https://www.youtube.com/watch?v=uT0qdiElLw0
また、歩くときに足のつま先が内側や
外側に入らず、まっすぐ前を向くように
気をつけてみてください。
ストレッチすると痛むため、出来ないと
いうときは、マッサージや鍼灸で、まず
脚の筋肉を緩めますので、お気軽にご
相談ください。