五臓④ 肺

肺は”相傅の官”といわれます。

君主を助ける宰相として五臓を調節する

役目を担っているのです。

 

肺の生理作用は

「気をつかさどる」

「宣発粛降をつかさどる」

「水道を通調する」

などです。

 

東洋医学的な肺は、肺だけでなく呼吸器

系全体や皮膚なども含む概念です。

 

空気=天の気を体内に取り入れ、体内の

濁気を排出する器官であり、呼吸や発声

に関わることから気をつかさどるといわ

れます。

 

肺は呼吸とともに、体内の栄養分や気や

水を噴水のように巻き上げては下降させ

るのを繰り返し、それらを身体のすみず

みにまで行き渡らせています。

 

栄養や気や水が身体の表面までくまなく

巡ることで、病の侵入が防がれ、皮膚は

乾燥せず潤い、体温や発汗もうまく調節

されているのです。

これを肺の宣発粛降作用といいます。

 

肺は気だけではなく水の循環にも関与

しているので、水道を通調するともいわ

れます。

 

肺が不調になると、息切れや呼吸が浅く

なるだけではなく、風邪を引きやすく

なったり、声がぼそぼそと不明瞭になっ

たり、むくみが出たり、尿が出づらく

なったり、汗や皮膚の異常、鼻づまり

なども発症する可能性があります。

 

肺は五行説では金に配当され、大腸と

表裏関係にあり、同じ金のカテゴリーの

秋という季節、辛い味などと関係が深い

です。

 

肺は乾燥に弱いため、乾燥する秋には

ネギ、生姜、唐辛子などの薬味や香辛料、

大根、玉ねぎ、さといもなど、ほのかな

辛味のある食材を取り入れると養生に

なります。

また、梨やはちみつなどの身体を潤す

食材も有効です。

 

風邪を引きやすい方や、暑くないのに

汗をよくかく方、また暑いのに汗をかか

ない方などは普段から食事に辛味を少量

取り入れてもいいかもしれません。

摂りすぎて胃を荒らさないようにお気を

つけくださいね。

 

 

 

 

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