夏バテ

今日は気温はそれほど上がらなかったも

のの、湿度が高く、ムシムシした一日で

した。

 

明日からはまた気温が上がるようです。

皆さま、体調はいかがでしょうか。

 

来院される患者さまに、夏バテと思われ

る症状の方が増えてきました。

 

ひと月前は食欲不振の訴えが多かったの

ですが、最近は全身倦怠感や、冷房を入

れて涼しくしても熟睡できないといった

症状がプラスされています。

 

蒸し暑さ(湿熱の邪)は消化器系(脾)

の機能を低下させます。

 

東洋医学では脾胃は”気血生化の源”と

いわれ、脾胃の機能低下は気や血の不足

を招いてしまうのです。

 

気や血は身体に必要不可欠な物質です。

 

気が不足(気虚)すれば、倦怠感、疲労

が抜けない、病気になりやすい、精神的

に消極的になる、頭がふらつく、目が回

る、呼吸が浅い、声が小さくなる、暑く

なくても汗をダラダラかく、などの症状

が現れます。

 

血が不足(血虚)すれば、動悸、不眠、

かすみ目、筋肉のけいれん、髪が細く赤

っぽくなる、顔色がくすむ、唇や爪が白

っぽくなる、めまい、などの症状が現れ

ます。

 

夏バテの方は、脾胃の機能低下から気虚、

血虚に陥っているかもしれません。

再度、養生をおすすめいたします。

 

焼肉やウナギは栄養たっぷりで夏バテに

効果的のようではありますが、調子を落

としている胃腸には、脂っこいものは

少々荷が重いかもれません。

自然に食欲がわくまでは控えましょう。

 

熱中症対策で頻繁に水分を摂っていらっ

しゃる方も多いと思いますが、食事前に

水分を摂りすぎると胃酸が薄まり、食欲

不振の原因になります。

涼しい室内にいるのであれば、それほど

頻繁に水分補給する必要もありません。

特に舌が白っぽくボテッと厚くなって、

舌のふちに歯形がついているようであれ

ば、飲み水の量を少し減らしましょう。

 

オクラやモロヘイヤなどのネバネバ食材

は抵抗力をUPしてくれます。

 

胃腸が冷えてしまったときはアジやカツ

オなどの魚を。

 

タコや豚肉は気血を補い疲労回復に効果

的です。

 

胃腸には問題ないが夜眠れないという方

は、ニンジンやトマトなどの赤い食材や、

レタスやゴーヤなどの苦味のある食材が

おすすめです。

これらは精神をつかさどる五臓の”心”を

補う働きがあり、汗をかきすぎたあとの

疲労や、不眠に効果が期待できますよ。

 

長くて暑い今年の夏も、あとひと月ほど

でしょうか。

どうか皆さま、元気に乗り切れますよう

に。

 

 

 

 

 

 

 

 

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