夜尿症と小児鍼

令和の時代に入りました。

 

鍼灸は3千年以上の歴史を持つ治療法

ですが、時代の変遷にあわせて、たえず

道具や用法、解釈などを進化させてきま

した。

 

これからも、新しいライフスタイルに

ともない、新しい疾患が生まれることで

しょう。 

私も一介の治療家として、勉強を続け、

難題に向き合っていきます。

 

新しい時代も宜しくお願い致します。

 

 

さて、小児鍼をご存知でしょうか。

 

おもに新生児から小学生未満のお子さん

の、夜尿症や疳の虫、小児アトピーなど

の疾患に対して、施術をするものです。

 

刺すための細い鍼ではなく、ヘラやロー

ラーの形状をした器具や、毛筆の筆など

を用い、皮膚を軽く撫でるように施術し

ます。

 

経脈には流れる方向があります。

疾患によって撫でる部位や方向を調整し

重要なツボにはすこし重点的に刺激を

入れます。

 

一般的に、年齢が若い方ほど反応が出る

のが早いので、施術は5分から15分ほど

で終わることも多いです。

 

反応とは、例えば熱を持っていた箇所が

冷めたり、冷えていた箇所が温まったり、

力がなかった箇所に張りが出てきたりと

いったようなことです。

 

例として夜尿症を東洋医学的に考えると、

おおもとは“腎”のエネルギー不足となり

ます。

 

尿の臭いが強く色が濃い→ 腎陰虚証

尿の臭いが少なく色が薄い→ 腎陽虚証 

食が細くおとなしい→ 脾腎両虚証

年齢が上がり夜尿症に対してプレッシャ

ーを感じている→ 肝気鬱結証

 

このように“腎”の不足に加え、“陰陽”の

バランスの崩れや、“脾(消化器系)”、

“肝(ストレス)”が影響していることも

ありますので、治療に加味します。

 

腎経の経脈は、足の裏から始まり、足首

の内くるぶしの後ろを通り、脚の内側を

のぼって、体幹の前面の中央付近を、

鎖骨の近くまで上がっていきます。

 

ご自宅で小児鍼をお試しになる場合には

腎経に沿って筆などでなぞってみてくだ

さい。

 

足裏や内くるぶしの後ろをすこし重点的

に刺激し、腹部や腰の周りも筆で撫でて

みてください。

 

お子さんはくすぐったくて身体をよじる

かもしれませんが、それで大丈夫です。

やりすぎずに、毎日短時間でおこなって

ください。

 

効果の現れかたには個人差があります。

根気強くお試しください。

 

お薦めの食材は、山芋、黒ゴマ、黒豆、

クルミなどです。

食事に少しずつ取り入れます。

 

お子さんの疾患でお悩みの方も、いらっ

しゃるだろうと思います。

お気軽にご相談ください。

 

 

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