関節から音

首や指などの関節を曲げたときに、ポキ

ポキと音が鳴ることはないでしょうか。

 

この音は、クリック音とかクラッキング

音といわれ、音の正体は完全には解明

されていないようです。

 

有力な説としては、”キャビテーション

理論”というものがあります。

 

関節を作っている骨と骨のあいだには、

関節腔という隙間があり、その隙間は

滑液という、粘り気のある液体で満たさ

れています。

滑液には、酸素や窒素などのガスが溶け

込んでいます。

 

関節を曲げると、滑液にかかる圧力が

変化し、液に溶けているガスが気泡に

なって弾けます。

 

ポキポキという音は気泡が弾ける音では

ないかと考えられているのです。

 

関節がポキッと鳴るとスッキリして気分

が良くなるという方もいらっしゃいます。

 

気泡が出るときに、筋肉の腱の緊張状態

を検知するセンサーが刺激されて、瞬時

に筋肉が緩むとか、エンドルフィンとい

う脳内麻薬が出るため、楽になったよう

な気分になるという説があります。

 

首や指を鳴らすのが癖になっている方も

おられると思いますが、頻繁にわざと

鳴らすのは、良くないのではないか、と

いわれています。

 

気泡が弾けるときに、関節や靭帯などに

多少なりとも刺激が入ります。長期に

渡って繰り返し加えられた刺激が、将来

どのような影響を関節にもたらすか、

わからないからです。

 

とはいえ、

「肩甲骨を動かすとゴキゴキ音がする」

「膝を曲げるとゴリッと音がして痛む」

「股関節を曲げると、ある地点でボキッ

 と音がするが痛みはない」

など、関節から出る音の訴えは一概では

ありません。

 

すべてがキャビテーション理論で説明が

つくものではないのでしょう。

 

筋肉が硬くなりすぎて関節を締めつけ、

関節腔が狭くなっていたり、筋肉を使い

過ぎて筋膜が肥厚している場合では、

関節を曲げたときに、実際に骨と骨や、

骨と靭帯、骨と腱などが、摩擦を生じて

いるケースもありそうです。

 

不審な音のほかに、関節が十分動かなか

ったり、動かしたときに痛みが伴うよう

でしたら、医療機関にご相談ください。

 

 

 

 

 

 

 

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