気象病と東洋医学

低気圧が近づくと古傷が痛んだり、体調

が変化するので、天気予報よりも高精度

に天気の崩れを予測できるという方は、

よくいらっしゃるものです。

天気の変化によって症状が出たり、悪化

したりする疾患があることは、近年よく

知られるようになり、気象病などといわ

れています。

頭痛、めまい、喘息、心臓の痛み、肩こ

り、腰痛、関節痛、リウマチ、うつ病、

蕁麻疹などの疾患が挙げられており、

普段からよくご自身の体調を観察されて

いる方は、気象との関連に気づくことも

あるだろうと思います。

鍼灸院には気象病のご相談が多く寄せら

れます。

東洋医学では、雨天時に体調が悪化する

のは痰飲証(たんいんしょう)の兆候

です。

痰飲証とは、体内の水の流れが滞ってい

る状態です。

東洋医学の考え方では、肺・脾・腎が

協力して水分代謝をおこなっているの

ですが、3つの臓のどれが機能低下を

起こしても、身体に余計な水が溜まって

しまいます。

とくに、脾胃(胃腸)は水が滞りやすく

痰飲が形成されやすい場所です。

鍼灸治療で気象病の治療をする場合には、

臓腑に発生してしまった滞りを解消して

水捌けの良い身体にしていくのですが、

アプローチとして、胃腸の調子を改善さ

せていくことが多いです。

普段からお酒や脂っこい食事が多い方は、

これらを控えるだけでも、痰飲が解消し

て、雨の日が楽になるかもしれません。

豆類やトウモロコシ、冬瓜、メロンなど

の、水分代謝を良くする食材を食事に

取り入れるのもいいと思います。

近々立春を迎えます。

春が近づくにつれて、気圧や天気の変化

が徐々に大きくなることが予想されます。

「低気圧が来ると体調悪いんだよな…」

という方は、いち早く養生をして胃腸を

整えてみてください。

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