産後うつと血虚証

9月に国立成育医療研究センターが産後

うつに関する深刻なデータを発表しまし

た。

 

一昨年までの2年間に、出産後1年未満

に死亡した女性の死因は、自殺が最も

多く、92人にものぼっていたのです。

 

専門家は「産後うつ」が大きく関わって

いるのではないかとみています。

 

出産後はホルモンバランスが急激に変化

しますし、授乳などのため生活のリズム

も不規則になります。

 

加えて、育児不安や孤独感を抱えている

お母さんも多く、いまや産後うつは、

症状の軽重にかかわらず、出産後の女性

の10人に1人が経験するともいわれてい

ます。

 

ご家族をはじめ、身近な方々が気づいて

サポートできれば良いのですが、仕事で

多忙なご主人にも頼れなかったり、母親

ならばこれくらいできなくてはという

理想像に囚われ、SOSを発信できない

方も多いようです。

 

気分の落ち込みが2週間以上継続して

いるほか、不眠や食欲不振、過食などの

徴候は危険信号です。

すぐに病院を受診しましょう。

 

2017年から産後うつ健診には助成金が

出るようになっており、ほぼ無料で健診

が受けられるようです。

ぜひ活用なさってください。

 

東洋医学的には、産後うつの原因には、

血虚が疑われます。

 

妊娠・出産・授乳には多量の”血”を

必要とします。

 

血が不足し血虚となると、動悸、不眠、

不安感、猜疑心、めまい、目のかすみ、

髪が細く赤っぽくなる、皮膚の乾燥、

顔色にツヤがなくなる、などの症状が

出る可能性があります。

 

出産前から、血を補う食事を積極的に

摂って備えましょう。

 

ニンジン、トマト、小豆、クコの実、

ナツメ、赤身の肉などの、赤い食材を

取り入れてください。

 

特にナツメは、中国や韓国で産後の

女性に果実を送る風習があるほど、

重宝されている食材です。

 

黒豆、黒ゴマ、ひじき、烏骨鶏の肉

などの黒い食材もお薦めです。

 

ブロッコリーやほうれん草、カツオや

タコ、イカも血を補いますよ。

 

少なくとも授乳期間中は、たえず血を

補うことを心がけてみてください。

 

ひどい疲労感や身体の痛みをともなう

ときには、鍼灸やマッサージも頼って

くださいね。

 

 

Please reload

特集記事

乾燥を防ぐ

November 8, 2019

1/1
Please reload

最新記事

November 16, 2019

November 8, 2019

October 25, 2019

October 19, 2019

October 11, 2019

October 7, 2019

September 27, 2019

September 20, 2019

September 14, 2019

Please reload

アーカイブ
Please reload

タグから検索