痛みとリハビリ

関節や筋肉に痛みがあるとき、その部位

を動かしたいとは、あまり思わないだろ

うと思います。

 

腰や膝に痛みがあり、歩くだけでも患部

にひびくような状況のときは、歩くのも

億劫になってしまいがちです。

 

もし患部が熱を持って、赤く腫れている

ような場合は、多少なりとも細胞が損傷

し、炎症がおきている可能性があります。

 

対処としては、炎症が広がらないよう

に、冷やしたり、包帯やテーピングなど

で圧迫・固定し、安静にします。

 

関節や筋肉に痛みはあるけれども、腫れ

たり、熱感があったりはしない、という

こともあります。

 

時間が経ったケガの後遺症や、軟骨の

すり減りによる関節の変形、血行不良が

原因の痛みなどがこれに該当します。

 

一概には言えませんが、このような強い

炎症が見られないケースでは、多少痛く

ても、少しずつ患部を動かす必要がある

ことが多いです。

 

関節や筋肉は、本来身体を動かすための

ものですから、安静にしすぎると機能が

低下してしまいます。

 

関節は固まって可動域が狭まりますし、

筋肉は痩せていきます。

 

筋肉が痩せると関節への負担が増します

から、痛みがさらにとれづらくなり、痛

いので身体を動かすのがもっと嫌になる

という、悪循環に陥る恐れがあります。

 

野生動物を思い浮かべてください。

動物は植物と違い、食べ物を自力で探し

に行かなくてはならないタイプの生き物

ですから、大ケガをしても、生きている

限りは、食べ物を求めて活動しなければ

なりません。

ここでは、安静にしすぎることは、餓死

に近づくことと同じです。

食料を求めて活動しながら、ケガを癒し

ていくことになります。

 

人間は社会性がありますから、入院して

食事と医療を得ることが可能です。

 

ですが、リハビリにより身体を動かすこ

とをせずに、関節の動きと筋力を保つこ

とは、現代においても不可能です。

 

長い間走らなければ走れなくなり、ジャ

ンプしなければジャンプできなくなり、

腕を耳につくまで挙げなければ、徐々に

肩関節が固まって万歳が出来なくなりま

す。

脳の機能も、使わなければ衰えるという

ことがよくいわれます。

 

ヒトも動物の一種であるからには、身体

を動かさない=死に近づく、といえるの

かもしれません。

 

健康を保つためには、普段から身体を

動かす習慣をつけることが不可欠です。

 

もし身体に痛みが出てしまっても、症状

や年齢に即した身体の動かし方に改善し

つつ、動かすことを諦めないでください。

 

炎症が強い場合を除き、当院でも痛む患

部を動かすことをお薦めする場合があり

ます。

そのほうがより早く痛みが取れると考え

られるからです。

 

高齢の方にとっては、そこで動かすか、

動かすのを諦めてしまうかで、その後の

生活さえ変わってしまうかもしれません。

 

すこし頑張ってみませんか。

 

 

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