頭蓋骨は動いている

脳と脊髄は中枢神経といわれる神経細胞

の集合体です。

 

全身の器官に命令を出したり、感覚器

からの情報を収集・分析する司令塔で

あることは、皆さま知っての通りです。

 

脳と脊髄は、軟膜・くも膜・硬膜という

3層の膜に包まれ、その外側を頭蓋骨や

背骨で覆われています。

生命維持の根幹を担うために、厳重に

守られているのですね。

 

軟膜とくも膜のあいだは脳脊髄液という

液体で満たされています。

脳と脊髄は水に浮かんでいるような状態

になっているのです。

 

脳脊髄液は脳の脳室という部位で作られ、

絶えず循環しています。

 

頭蓋骨や仙骨(お尻の後ろの三角形の

骨)が連動して規則的にわずかに動く

ことで、脳脊髄液の循環が起こっている

といわれています。

 

この動きはカイロプラクティックや整体

の用語で第一次呼吸といい、肺呼吸は

第二次呼吸と呼んで区別しています。

 

第一次呼吸と第二次呼吸は異なるリズム

で行われています。

 

頭に両てのひらをくっつけて、しばらく

じっとしてみてください。

肺呼吸よりもゆっくりとしたリズムで、

頭が膨張したり締まったりしているよう

に感じませんか?

 

頭蓋骨は15種23個の骨が組み合わさって

いて、縫合線の部分でわずかに動くので

すが、この動きが悪くなり、脳脊髄液の

循環に不具合が出ると、身体に様々な症

状が出る可能性があります。

 

カイロプラクティックのある流派の理論

では、頭痛、倦怠感、不眠、眼精疲労、

肩こり、内臓の不調など、様々な不定愁

訴の原因を第一次呼吸の不具合と考えて、

頭蓋骨や背骨、仙骨などの動きを正常化

させることで症状の改善を目指します。

 

筋肉のコリや緊張とは別に、頭蓋骨や

背骨、骨盤の動きが悪い方は多いもの

です。

 

ストレスや睡眠不足、過労などで頭蓋骨

や背骨の動きも悪くなってしまうといわ

れていますよ。

 

東洋医学とは全く異なる治療理論では

ありますが、やはり”養生”というところ

に行きつくのだな、と思います。

 

 

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