尺沢の効能

ツボの効能シリーズです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

尺沢(シャクタク)は、手の太陰肺経と

いう経脈に属するツボです。

 

てのひらを前に向けて大の字になった

とき、肘を曲げたときに出来る横ジワの

真ん中付近、力こぶを作ったときに盛り

上がる上腕二頭筋という筋肉の、腱の

外側のへこみにあります。

 

東洋医学において“肺”は、呼吸器系全般

や、水分代謝、エネルギー循環、皮膚

などもつかさどる概念です。

 

“肺”のエネルギーが低下すると、鼻や喉

の粘膜や皮膚が乾燥しやすくなったり、

身体の防衛作用が綻び、細菌やウイルス

に感染しやすくなることが考えられます。

 

このため、カゼの予防や治療を鍼灸で

行なうときには、治療穴のなかに肺経の

ツボを組み合わせて、使っていくことが

多いです。

 

尺沢は、咳止めに効くツボとして知られ

ています。

その他にも、カゼの熱を冷ましたり、

黄色っぽい鼻水や痰の改善、花粉症の

くしゃみの緩和、喘息の呼吸困難の治療

などにも使われます。

 

いまの時期、カゼやインフルエンザに

苦しんでおられる方が多くいらっしゃる

と思います。

 

喉が痛かったり、咳が止まらなかったり

するまさにその時に、腕を交差させて

両腕の尺沢穴を押してみてください。

 

しばらく刺激していると喉が潤った感覚

が出てきたり、咳が止まったりすること

がありますよ。

 

もちろん、ご無理はなさらず、適切に

医療機関を利用した上で、ツボの効果も

お試しになってみてくださいね。

 

 

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