新型ウイルス③

新型コロナウイルス感染症の影響が広が

るなか、全世界でウイルスの解析や治療

薬の研究がおこなわれています。

 

以下は、3/18付で日本医事新報社に寄稿

された論文( https://www.jmedj.co.

jp/journal/paper/detail.php?id=14278 

の抜粋です。

従来型のヒト呼吸器コロナウイルスとイ

ンフルエンザの感染様式から、COVID-

19の感染様式を推測してみた、という

ものです。

 

「飛沫感染は2m離れると感染しないと

されている。

 

屋外では2mまで到達する前に、種々の

大きさのエアロゾル(微小な空気中で浮

遊できる粒子)は乾燥する。

 

インフルエンザウイルスを含む多くの

ウイルスは乾燥して感染性を失う。

 

したがって、コロナウイルスはインフル

エンザ同様、エアロゾルが乾燥する距離

である2m離れたら、感染しないと思わ

れる。

 

しかし湿気のある密室では、空中に浮遊

するエアロゾル中のウイルスは乾燥を免

れるため、驚くことに、秒単位から1分

ではなく、数分から30分程度、感染性を

保持する」

 

「注意すべき点は、湿気の高い密室では

2m離れていても、くしゃみや咳だけで

なく、呼気に含まれる1μm程度のエアロ

ゾルさえ感染性を保持して浮遊し、吸気

によって上気道または下気道で感染する

ということである」

 

「マスクの使用は吸気の湿度を保ち、気

道粘膜の乾燥を防ぎ、繊毛運動の保持に

は有用であると思われる。

 

部屋の加湿は気道には優しいが、呼気や

咳・くしゃみにより生じたエアロゾル中

のウイルスの乾燥を妨げ、感染性を保持

しやすいことになるため、湿度を上げす

ぎないことに留意するべきである」

 

「物の上でどれぐらい感染性が保持され

るかについては、従来3時間程度と言わ

れてきたが、中国SARS対策委員会では

プラスティックなどの表面で3日程度、

痰や糞便では5日、尿中で10日としてい

る」

 

「COVID-19も、物を介する感染を防ぐ

ためには、『顔に手をもっていかない

(特に鏡の前で無意識に顔面や毛髪を触

ることに注意)』『手の消毒や手洗い』

が重要と思われる」


「PCR法では、回復期には陽性陰性を

繰り返し徐々にウイルスは消えていく」

 

「COVID-19 回復後に陰性化したが、

1カ月程度の間にウイルスがPCR法で

検出された例が報道されている。これは

コロナウイルス感染では不思議な現象で

はない。ウイルスの完全消失までの経過

で多くみられ、再感染は合理的に考えに

くい」

 

「COVID-19に感染した場合に備えて、

肺炎を早期に発見するためには、毎日検

温をして平熱を把握し、発熱のチェック

をする。

 

4日以上持続する発熱は鑑別できる発熱

性疾患が限られ、COVID-19のサインと

思われる。

 

発熱後8日で呼吸困難が出る。

 

発熱後5~6日ごろの病初期では、階段上

りや運動など酸素必要量が多い時のみ、

息切れを感じる。

 

この労作性呼吸困難(息切れや呼吸回数

の増加)により、肺障害を早期に推測し

治療に結び付けることが重症化を防ぐた

めに重要であると思う。

 

その際に、画像診断とPCR法で確定でき

る」

 

このような考察を根拠として、東京都な

どの感染防止策が策定されているのでし

ょうね。

詳しくはリンクから原文をご覧ください。

 

個人として事業主として、出来る限りの

感染症対策をしつつ、感染者数の推移が

減少に転じることを祈っています。

 

 

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