夏の土用
- kspbd0067
- 2020年7月21日
- 読了時間: 2分
今年は梅雨が長引いていますね。
湿度の高さとともに、日照不足も体調に
影響を及ぼしているかもしれません。
骨を丈夫にするビタミンDは、日光を
浴びることで活性化されます。
また、幸福ホルモンとも呼ばれる脳内物
質「セロトニン」は、日光を浴びること
で分泌が促されるといいます。
梅雨に入ってから、憂鬱な気分が続いて
いたりはしないでしょうか。
セロトニンは時間が経つと、睡眠に関与
するメラトニンという物質にも変化する
ので、安眠のためにも不足は避けたいも
のです。
曇っていても朝起きたらまずカーテンを
開けて、日光をお部屋に入れてみてくだ
さいね。
季節は夏の土用の時期に入りました。
立夏の前の18日間を指し、季節の変わり
目とも重なることから、体調が不安定に
なりやすいとされています。
昨今は気温も乱高下していますが、真夏
に向けて、しっかり身体づくりをしてい
きましょう。
春からの外出自粛や行動制限、テレワー
クの導入などで、運動不足になっておら
れる方は、今のうちに少し身体を動かし
て、汗をかく機能を活性化させておかれ
るのがお薦めです。
暑さに身体が慣れるまでには、1~2週間
かかるといわれます。
発汗には体温を下げる効果があり、この
機能が万全でないと、暑さに慣れるまで
のあいだ、熱中症のリスクが高まってし
まうのです。
涼しさがある時間帯に、感染症の対策も
しつつ、お散歩や体操などはいかがでし
ょうか。
夏の土用といえば、丑の日に鰻を食べる
風習がありますね。
鰻にはビタミンやミネラルも豊富に含ま
れており、栄養価が非常に高いスタミナ
食です。
ただ脂も豊富なため、胃腸の具合が万全
でないときは、少しもたれてしまうかも
しれません。
じつは土用の丑の日には、鰻でなくとも
「う」のつくものを食べれば良いといわ
れています。
うどん、梅干し、瓜(西瓜、南瓜、胡瓜
、冬瓜)などでも良いというわけです。
丑の日は、7/21と8/2の2回ありますの
で、夏に備えて、お身体の調子にあわせ
て縁起の良い食べものを選び、召し上が
ってみてはいかがでしょうか。























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