バランスの良い食事

よくテレビで、病気にならないためには

これを食べると良い、と食材を紹介する

番組がありますね。

 

放送の翌日には、スーパーマーケットで

その食材が売り切れることも多いそう

です。

 

効果があらわれるまでには、一定の期間

継続的にお食事に取り入れていくことが

必要となります。

とはいえ、その食品だけを摂ればいいと

いうことではなく、栄養バランスの良い

食事に付け足すことで、なんらかの効果

が見込めるというものだと思います。

 

東洋医学の薬膳の考え方も、バランスを

重要視しています。

特徴的なのは薬味・薬性という考え方

です。

 

薬味とは、ある味が身体の中に入った

ときに、どのように作用するかという

ことです。

 

酸味:筋肉を引き締め、汗や尿などが

   出過ぎるのを防ぐ

苦味:体内の余分な熱や水分を排出する

甘味:滋養強壮作用、精神の興奮を中和

辛味:滞っているものを発散させる

塩味:固まりを柔らかくする

 

薬性とは、ある食品が身体に入ったとき

に、身体を温めるのか冷やすのか、とい

う考え方です。

 

熱・温・平・涼・寒の5段階あり、熱が

最も身体を温める作用が強いもので、寒

が最も身体を冷やす作用が強いものです。

平は温めも冷やしもしないものです。

 

薬性・薬味は、ほぼすべての食材に設定

されており、インターネットで簡単に

調べることも出来ます。

 

これらのほかにも、帰経といって、食材

がどの臓腑に作用するかということや、

食材がもつ色なども重要視されます。

 

個人の体質や、そのときの体調、季節、

お天気なども考慮し、薬味・薬性・帰経

・彩りなどをバランスよく配置した食事

が薬膳の醍醐味かもしれません。

 

難しく考えるとキリがありませんが、

おかずが茶色ばっかり…のときは葉物や

プチトマトを添えてみる、くらいから

試してみるのが面倒くさくなくて良いと

思います。

 

食事に関しては、薬膳のほかにも、現代

栄養学やマクロビオティック、ヴィーガ

ンなどのさまざまな考え方があり、どれ

が優れているというわけでもないと思い

ます。

 

必要な栄養素を過不足なく摂ることだけ

ではなく、嗜好を満たし、幸福感を得ら

れるような食事だとなお良いですね。

 

また健康だけでなく、文化的な側面(和

食の伝承など)や社会的な側面(食品の

廃棄問題など)も含めて、毎日行う食事

を通して考えていけたらいいな、と思っ

ております。

 

 

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