紫外線の功罪
- 3 時間前
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桜が満開となりました。
晴れた日は気温が20℃を超えるよう
になり、周期的に雨も降り、春本番と
いえるような気候です。
昨年は、早くも5月下旬に気温が30
℃を記録して、熱中症の話題も出始め
ました。
一年のなかで屋外で気持ちよく過ごす
ことができる期間が、近年は本当に僅
かしかない印象です。
もし時間と体力が許せば、今のうちに
散歩や軽いランニングなどをして発汗
を促しておきましょう。
冬のあいだ休眠していた汗腺を活性化
させたり、春の陽気に身をさらして、
代謝や自律神経のバランスを春仕様に
変化させておくことで、熱中症になり
づらい体をつくることができますよ。
屋外で過ごそうというときに、紫外線
の害が気になるという方も、おられる
だろうと思います。
日光に含まれる紫外線が、肌にシワや
シミをつくり、結膜炎や白内障などの
目の疾患の原因にもなることは、よく
知られています。
紫外線を浴びると、体内に活性酸素が
発生して細胞が酸化することで、老化
が促されたり、疾患を引き起こしたり
するのです。
紫外線の害を防ぐために日焼け止めや
日傘、サングラスなどを使用するのも
一般的になっていますね。
栄養素でも、ビタミンA・C・E、β
カロチン、各種ポリフェノールなどは
抗酸化物質といわれており、これらを
含む食品には細胞の酸化を防ぐ効果が
期待できます。
日焼けのあとには野菜や果物を積極的
に食べておきたいものです。
また活性酸素は、喫煙や睡眠不足、ス
トレス、激しい運動などでも増加する
ので、調子が良くないときは、紫外線
以外にも気をつけてみてください。
紫外線には害だけでなく、ビタミンD
の合成を補助するという、メリットも
あります。
ビタミンDは、丈夫な骨を作ったり、
免疫の働きを維持して感染症の予防を
したり、血糖値や血圧を調節するのに
必要な栄養素です。
ビタミンDは、必要量の2割を食品か
ら摂取し、8割を皮膚で生成している
といわれます。
ガラス窓ごしでない直の日光を、日焼
け止めを使っていない皮膚に、短時間
でも多少定期的に当てる必要があると
いうことです。
活性酸素も、本来は免疫に関与して、
細菌やウイルスを撃退する役割がある
ものですし、最近の研究では、記憶の
形成に不可欠な物質であることも解明
されてきています。
紫外線に害があるからといって、日光
に全く当たらないように過ごしてはい
けないし、活性酸素に害があるからと
いって、抗酸化物質をサプリメントで
大量に摂取すればいいというわけでも
ないようです。
日光とほどよく付き合って健康を維持
していきましょう。























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